仕事を辞めて何者かになりたいぼくへ、ブログがやりたかったわけじゃない

仕事を辞めてフリーターになって、ブログを始めてから1ヶ月以上が経とうとしている。

一年以上お世話になっていた仕事先を辞めたのは、色々理由があるけれど、まあ簡単に言えば逃げただけなのかもしれない。

すごくすごく嫌で。

 

「勉強のため」

とか

3年は続けないと」

とか

「こんな程度でしんどいとか言ってられない」

 

そんな風に思って気張っていたけれど。

どんどん嫌悪が増してきて、糸がぎりぎりと絞られていって、どうしようもなく耐えられないトドメの一撃で、辞めることを決めた。

ぼくは理由をつけるのが大得意だ。

耐えられないトドメにめちゃめちゃ怒りがわいて、すごくすごく悲しくなって、心をヤラレそうになったとき、ぼくは悔しくてたまらなくなった

 

負けたくない

 

だから、辞めることにした。

 

その”トドメ”に

「ありがとう」

って言えるくらい、悔いのない選択をしてやろうと思って。

 

自分のそのマイナスの感情に負けてしまいたくなくて、飲み込まれるのが嫌で、

だから絶対「ありがとう」って言ってやるんだ。

 

でもいざ仕事を辞めたら、何をすればいいのかがわからなかった。

 

新たな家族を持ち、丁寧に、そして確実に人生を歩む兄と姉を見て、ぼくは自分がどう生きるべきなのかを知っていた

兄と姉のおかげで、ぼくは誰よりも自由に生きる権利を与えられているように感じている。

力あるものが世界を救うように、

自由あるものが世界を見て、面白がって、伝える。

いつからか、そんな義務感を覚えたぼくは、日本から出ることを自分の夢の一つにしていた。

  

ただ…、

お金を稼がないと生きていくことはできない。

 

世界中のどこででもできる仕事。

ブログ、YouTubeSNS

文章を書くのが好きだったぼくはすぐにブログを始めてみたけれど。

有名ブロガーたちの言う【ブログで月100万稼ぐ方法】の小手先だけを真似てみても、多分意味はないのだろうと思ってきた。

 

ぼくは別に”ブログ”がやりたかったわけじゃない。

上辺だけの、それっぽい”おすすめ5選”とかをやるくらいならやめたほうがマシだ。

 

もっと生き方に熱量をのせないと。

お金を稼ぐのはすごく難しい。

その勉強のためにも、カイシャというところで働いていたけれど、なんやかんや理由をつけて辞めてしまった。

  

とりあえず、目標

無職として、フリーターとして、今を一番面白がって、伝えて、日本で100人の人の話をきく。

そして来年、2021年度中に日本から飛び出します。

 

「あー、お前は自由で楽しそうだな」

って思わせる義務がぼくにはあるから。

 

人はみな、生まれながらに義務を負っているとぼくは思っている。

お金持ちの義務、貧乏の義務、田舎の義務、都会の義務、片親の義務、仲のいい両親の義務

ぼくにとってそれは、自由の義務だった。

これからはもっと、自由に書いてみよう。 

  

自由に伴う不自由さを描ききって、ぼくの人生を面白がってもらおうじゃないか。

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