美しい言葉に呑まれて
軽はずみな願望を胸に抱えて 今日も生きる 褒めてほしい 感謝されたい 認めてくれたっていい 誰でもいいから 甘くコーティングされた優しい言葉を 私に呑ませて 呑まれてみたいの 覚えたての願望を頭描いて 明日も生きる ...
軽はずみな願望を胸に抱えて 今日も生きる 褒めてほしい 感謝されたい 認めてくれたっていい 誰でもいいから 甘くコーティングされた優しい言葉を 私に呑ませて 呑まれてみたいの 覚えたての願望を頭描いて 明日も生きる ...
君の顔が好き 強がりなその見た目と正反対 優しい目で笑う君の顔 校則ギリギリなリップとネイル 優しさでくるまれた乱暴な言葉 都会(まち)の窓ガラスの光 反射して君の髪染める 君の顔が好き 強がりなその見た目と正反...
赤黄青色 君は何色 わたし確定している わたし確定している 新芽の緑 それとも黄色 どちらでもあって、どちらでもない 君は何色 萌黄色 大人になりたい そう願うのはきみを知らなかったから 色づいてると思ってたわたし ...
美しく在りたいのは悪いこと 大人はみんなそう言うけれど きみはわたしを見てくれる 何も言わずに、まっすぐとしたその目で 一人でいたいのは悪いこと 子どもじゃないと言うけれど きみは子どもでいてくれる 色変えられたんだ...
きみがわたし色をとかすから 大人や自由、憧れた美しさ 曲げられない気持ち 曲げないための理由づくり きみがわたし色をとかすから 共感ややさしさ、そんなのいらない 小さな手のひらいっぱい 溢れるほどの無謀が...
秋色 好きだなんて、言わなければよかった 秋色のTシャツを着たあなた 好きを知らなければ、季節なんて感じなかった いつもつまらない冗談を言って 私の笑い声に重なるあなたの嬉しそう声 優しいところも 自信のないところも...