【人生初】お洒落なお店で合コンをやって失敗した話〜前編〜

どうも、いまだに合コンは都市伝説だと思っているようすけです。

 

合コンって、よくわからないけれどえっちな気がしますよね?

みなさん、人生で一回は合コンをやってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

 

ぼくも”合コンによくわからない憧れを抱く”その1人で、

「合コンが空から降ってこないかなぁ」

と願い続けていました。

 

もちろん、降ってきませんでした。

 

合コンって、1人じゃできないので、難しいんですよね。

たとえばぼくが、

「合コンやろう!!」

と呼びかけたら、

「やるか〜」

と言ってくれる人はいるんですけれど、

その「やるか〜」って、あんま熱量がこもってないんですよね。

 

合コンがやりたくてたまらない!

っていう人が1人でもいてくれないと、その人を共犯者にしてしまわないと、じぶんだけ空回りして悲しい結末になってしまいがちなんです。

共犯者についてはこちらで解説してます↓)

同じだけの熱量で、

「やろう!」

といってくれないと、なかなか重い腰があがらない。

ぐだぐだ言ってないで開催すればいいじゃん、と思う方もいるかもしれませんが、結構軽めのモチベーションだったんですごめんなさい。

 

上野でその日初めて出会った同い年の男の子が

「合コンやりたんだよね〜」

といったとき、ぼくは大義名分をえたんです。

 

「お、じゃあやろうよ! おれ集めるよ〜」

「え、そんなすぐ開けるの?」

「余裕だよ、まかせて!」

というやりとりをしている間、本当に開催できるのかもわからぬまま、安請け合いをしてしまったのでした。

  

その後、知り合いで協力してくれそうな人に声をかけまくり、メンバーやスケジュールの都合上で何度も調整を繰り返し、ようやく3対3の合コンが成立しました

 

迎えた当日、表参道の駅でぼくは半年以上前につづった文章を思い出しながら、くちびるを噛みしめたのです。

よし、合コンにいこう

最近初対面の人と二人でご飯に行くことがよくある。

 

じぶんではない人間って、やっぱり何から何まで違って面白い。

一緒に話すと、そんな生き方あるんだ〜、とかフィクションみたいに思える。

 

ただ、フィクションと違うところは目の前に「そんな生き方」をしてる張本人がいて、質問をすれば答えを返してくれるところ。

初対面のお互いの会話は、情報の提供で、それ以上にはならない。

会って話をするのって、本や動画と、なにが違うのだろう?

 

最初の2時間は薄い。

 

その人をまず知らなければならないから。

たいてい最初はそれで終わる。

 

そこに継続性も他の友人との繋がりもない限り、会うことに意味はあまりないのだろう。

と、ぼくは思った。

 

恥ずかしいことではないのかもしれないけれど、恥ずかしながら、ぼくは今まで合コンをしたことがない。

 

先輩が、「合コンはいいぞぉー」とご飯を食べながら話していた。

この言い方は適切なのかはわからないけれど、たぶん、一種のスポーツ感覚なんだと思う。

 

別にヤるヤラないとかではなくて、いかに周りの人と協調して、出し抜いて、じぶんがいいと思った人ともっと近づけるか、とか。

え、お前デートの約束までしたの?すげえ!とか、たぶんそんな感じの面白さがあるのではないかなあと思っている。

ゲーム感覚と言わず、スポーツ感覚と言ったのは、合コンの方が、チーム感がある気がしたから。

 

誤解を招きたくはないので慎重にいきたいけれど、あえて言葉を選ばずに言ってみました。

言うならば、団体戦。

 

よき友人であり、よきライバルだから、一歩リードされれば悔しいには違いないのだけれど、素直にすごいと思う気持ちもあるような。

そんな面白さが、合コンというものにはあるのかもしれなかった。

 

まあ、合コンをやったことないから、想像でしかないけれど。

 

合コンであれば、たくさんの人と出会えるし、友人と参加することによって、体験そのものをコンテンツに変えることができる。

 

そしてたぶん、面白い。

若いうちしかできないぞ〜、って先輩も言ってたし。

よし、合コンに行くかあ。

 

表参道の京料理屋さんの個室

駅から歩いて4分、ぼくと上野の彼、そして後輩くんの3人はお店の前で上を見上げ、エレベーターに乗り込む。

ぼくはまだ、人生初の合コンがあんな結末を迎えるとは、夢にも思っていない。

 

To be continued ……

 

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