こんばんは、嬉し恥ずかしようすけです。
昼は暑くて夜は寒くて花粉が飛んでてしんどいですね。
先日、友だちと電車に乗って席に座っていたら、そんな揺れたわけじゃないのにバランス崩した青年が、ばこーーーん!! って背中から落ちてきました。
とっさに手で受け止めたので、頭をちょっと窓ガラスにぶつけた以外ぼくは無事でしたし、青年もケガしてないようでした。まあぼくが受け止めたのでそりゃそうなんですが。
たぶん、ちゃんと吊革掴んでなかったんでしょうね。
茶髪で、高校生にも大学生にも見えて、ソニーのワイヤレスヘッドホンをつけていた男の子。
ばごぉん! と落ちてきたあと、すぐに体勢を立て直した彼は、
「すいません、ほんとすいません! 大丈夫ですか!? すみません…!」
と何度も謝ってきました。
車内は混んでいるといほどではないけれど、それなりに立っている人もいるような状況。
うわぁ、これ本人めちゃめちゃ恥ずかしくてしにそうだろうなぁと思いました。
結構音もしたし、派手に突っ込んできたし。
受け止めたのがぼくじゃなかったらしんでたぞ…、というほどではありませんが。
でも目立っていたには違いありません。
「あ、全然大丈夫ですよ!笑」
と、青年の恥ずかしさを想像したらめちゃめちゃ面白かったのでかなり笑いながら言いました。
「ほんとすみません、ほんっとぉにすみません!」
と頭をぺこぺこしてくる彼をみて、いい子だなぁと思いました。
青年はもともとぼくらに背中を向けて立っていたので、同じ位置に戻ったのですが、絶対恥ずかしいだろうなぁと思ったので、他の乗客には申し訳ないと思いつつ、車内ではちょっと大きいと思われるくらいの声量で、ぼくは友だちと話しました。
「いや、でもおれも高校生のころスクールバスで派手に転んだことあるわ笑」
「たしかに、一回はやるよね笑」
「めちゃめちゃ恥ずかしかったなぁ笑 でもしゃーないよな」
「しゃーないしゃーない」
とか言って。
少しでも彼の恥ずかしさや申し訳なさが和らいでくれたらと思ってそんな会話をしてましたが、これが正解だったのかは今でもわかりません。
でも、友だちや恋人が外で恥かいたとき、これをやろうと決めていることがぼくにはあります。
恥ずかしいやつのことを笑う
みなさんも人生で一度や二度、いい大人なのに外で派手に転ぶ人を目にしたことはあるのではないでしょうか?
友人が渋谷を歩いている時、そして姉がちょめちょめの時にそんな派手な転びを目にしたことがあるのですが、どちらもぼくは盛大に笑いました。
転んだ人って、めっちゃ恥ずかしそうに超高速で立ち上がるため、大事に至るほどのケガはしてないだろうなとわかるので、とにかく指差して笑います。いや、さすがに指は差さないかもしれません。
笑うと怒られるんですよね、転んだ人に。
「え笑笑 大丈夫?笑笑笑」
って言うと、返事の代わりに殴られます。
こっちがめっちゃ笑うものだから、恥ずかしさよりも怒りとか、「なんで笑ってんだよ!」っていう驚きが勝って、かなり羞恥心が紛れているようにぼくには見えています。
ぼくも小学生の頃、家で頭からド派手に転んで、
「いたぁい……、いたいよぉ!」
と言ったら、家族全員にめっちゃ、ほんとにめっちゃ笑われて、なんで痛くて悲しんでる人の心配をしないで笑ってるんだろうこいつらって思って悔しくてめちゃくちゃ泣きました。
でもたぶん、号泣してるとき痛みは忘れていました。
なので、”笑う”っていうのはかなり有効な手段ではないでしょうか。
これからも、人の失敗を笑ってあげられるような人間でい続けたいですね。
うん、なんか違うな。
人の羞恥心を笑って吹き飛ばすような人間でいたいですね。
身体のケガにだけは気をつけて。
終わりに
そういえば電車内で突っ込んできた男の子はぼくよりも先に降りたのですが、その際、
「さきほどはすみませんでした!」
と深々と頭を下げて降りました。
いや、ほんといい子。
礼儀正しいし、さっぱりしてるし、絶対これからいいことあるよ、って思いました。
なんだかぼくも、ラッキーな気がして、宝くじでも勝ったら当たるんじゃないかってぐらい気分がよかったんですが、あぁ、そっか、もう当たったというか当てられたんだ(物理)、ということに気づきましたとさ。
お、お後がよろしいようで…!
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