こんばんは、無人駅大好きようすけです。
東京生まれ、東京育ちのぼくが思う、東京のいいところと悪いところを3こずつご紹介していきたいと思います。
いいとこ1.隣人との適度な距離感
田舎でよく聞くのが、ご近所付き合いとか、噂話の広まるスピードとかの、特有の閉塞感。
東京では面倒な近所付き合いとかないです。
隣に誰が住んでるのかわからないこともしばしば。
町内会だって参加しなくたって後ろ指さされないし(忙しくて参加できない人が一定数いるから)、出かけるたびに知り合いに会って話をしなきゃいけないこともない。
基本的に都会はドライで、みんないい意味で冷たいです。
何かあったときに心配だって思いますか?
大丈夫です、ALSOKがあるので。
ぼくは田舎で暮らしたことないのであんまりわからないのですが、話を聞く限りこの点は東京のいいところだなぁと思っています。
人は好きだし、ふらっと歩けば知ってる人と会えるとことか、隣人同士の助け合いとか憧れないわけではありませんが、ぼくは人づてに広まる噂話にこりごりしてるので、そういうのはいらないです。
いいとこ2.新しいサービス、新しいお店、新しい人
とにかく東京は流動性が高いです。
動きが早いので、気づいたらお気に入りのお店が潰れてしまってた、なんて悲しい出来事も多々ありますが、それ以上に新しい出会いがあります。
とにかくお店の数が多い。
新しいイベントやサービスが定期的にアップデートされるので、絶対に飽きることはありません。
人もめっちゃいっぱいいるので、会おうと思えば毎日だって新しい出会いをつくり、仲良くなることだってできます。
個人的には新しいサービスが大好きなので、すごくうれしいですね。
ウーバーとか、シェアサイクルとか、廃棄パンの定額受け取りサービスも、最初はいつだって東京から始まります。
実験的な段階の新サービスをいち早く試せるのは面白いです。
最近も、新たに都内で始まった電動キックボードのシェアサービスが気になりすぎてアツいですね。
若いうちには東京ほど魅力的な場所はないのではないでしょうか。
でも逆に言えば、ずっといたいかと言われれば疑問が残るかもしれません。
いいとこ3.アクセスがいい
東京のさらに真ん中に住んでると、何に関してもアクセスがよいです。
神奈川や千葉などに住んでると、友だちと会うときに渋谷や新宿などの都心に出てくると思いますが、1時間くらいかかってしんどそうです。
しかも終電が早かったり、逃したり、東京に住んでないと不便なことは多いように感じます。
また、羽田空港からは主要な国、都市などに行けます。
もし田舎に住んでいて海外旅行に行きたい場合、わざわざ東京の方に出てきたり、近くの大きな空港にいかなきゃいけなかったりするため、かなりの時間かかってしまうのではないでしょうか。
もしアクティブに動きたいのであれば、東京に住むのはめちゃめちゃ便利でよいと思います。
悪いとこ1.人が多い
人が多すぎです。
これは洒落にならないレベルです。
もうとにかく人が人が人だらけ。
どこを見ても人、人、人。
歩けば人。
走っても人。
土日なんかに出かけようものなら、サーフィンです。
人の波に乗って、あっちこっち行かなければいけません。
こればっかりはどうにもならないのですが、やはり気が滅入ってしまいますね。人ごみ嫌いなので。
美術館は2時間待ち、レストランは90分制、公園はベンチも芝生も埋まってる。
行くとこなんてどこにもありはしません。
無人島に行きたいですね。
悪いとこ2.騙してくる人が多い
マルチ商法とか、ネットワークビジネスとか、よーわからんビジネスなどなど。
今はインターネットを通じて全国から声をかけてくる人たちももちろんいますが、東京はやっぱりパないですうじゃうじゃいます詐欺師が。
基本声かけてくる人はみんな騙してこようとしていると思った方がいいです。
「あなたは今幸せですか?」
「ビジネス始めませんか?」
「今の生き方に満足してる?」
「もっとお金を稼ぎたいと思わない?」
「ぼくはこうやって成功したんだ」
などと、聞いてもいないのにベラベラ喋り出したら真っ赤っかの信号です。
悲しいことではありますが、心から親切な人は一握りです。
居酒屋で仲良くなった隣の人は、結局ビジネス勧誘の人でした。
街中で声をかけてきた美人はもれなく美人局。
宗教・芸能・ビジネス勧誘、なんでもござれの大サーカス。
どんどんどんどん巧妙になってきているので、一見では詐欺師とは思えない人たちばかりですが、時間をかけてゆっくりと取り込んで、
「あなたのため」
とかいって騙してくるので、すごい人間不信になっちゃいます。
まあ詐欺師はどこにでもいるんですが、本当に東京の詐欺師は手の込んだことや回りくどいことをしてくるので、十分気をつけてください。
この世に”ここだけの話”や“儲け話”、”楽して稼げるもの”なんてないし、”幸せですか?”ってきいてくる人は間違いなくエゴイストです。
悪いとこ3.身体に悪そう
空気が悪いかもしれません。
もうずっと暮らしてるのであまりわかりませんが、ふと田舎の自然に触れると感じることがあります。
また、刺激の強いものが多すぎるので、ずっと東京にいたら身体壊しちゃいそうだなぁって思ってます。
クラブにアミューズメント施設、居酒屋に風俗。
健全とは到底言い難いものがたくさんあるので、定期的に東京から離れないと自我が崩壊してしまう気がしています。
東京は目まぐるしくて、忙しくて、疲れてしまう場所です。
じぶんの身体の、意識的なメンテナンスをしていかないと大変なことになりますね。
そんなものですかね。
ぼくは生まれてからほぼずっと東京で暮らしてきているので、この生活が当たり前だと思ってしまっていたのですが、話をきくと全然違う暮らしをしている人もいるんだということに改めて気付かされました。
自転車で渋谷に行けるくらいには都心にずっと住んでいたんですが、東京で身の危険を感じたことはありません。
もちろん冷たい人、無関心な人もたくさんいますが、その中にも優しさや親切心のある人は今までも多くいました。
ぼくが小学生のときに銭湯上がりに牛乳を買ってくれたお兄さん、中学生で雨のひずぶ濡れになった時にタオルを貸してくれたおじさん、高校で道端でぶっ倒れたところを看病して大学の保健室に連れてってくれたおばさんなど。
あったけえ人が、たくさんいました。
だからぼくは東京が好きです。
この汚くてうるさくてゴミゴミしてて詐欺師のいる都市が、ぼくはそんなに嫌いじゃないです。
以上、東京暮らしのいいとこ悪いとこ6こ
でした。
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