仕事がないとどうにもならない

転職活動は思っていた10倍、難航していた。

職務経歴書の自己PR欄に何を書けばいいのかがわからない。

自分の今までのキャリアが、スキルが、どう活きて、入りたい企業に貢献できるのかがわからない。

というか、入りたい企業ってなんだ。

キャリア、ビジョン、夢、ってなんだ。

就きたい職種ってなんだ。

 

自分自身のことをわかったつもりになって、きっとこれがしたいのだろうと思って、その希望に合致する職種と企業に申し込んで、一次面接を受けて、二次面接を受けて、でも落選して。

どうやら違ったみたいだ。

何が違うのかもわからず、何が間違っていたのかもわからず、自分にとっての正解も何一つわからない。

伝え方が悪かったのか、内容が悪かったのか、自分のビジョンに対して企業が合致しなかったのか、論理的な話の展開ができていないのか。

 

今まで何をやってきたのか。

これから何をしたいのか。

その為になぜ御社じゃなければいけないのか。

自分はどんな貢献のできる人材なのか。

 

それらすべてを考えて、仕事というのは選ばなければいけないらしい。

仕事を選ぶというか、言葉を選ぶというか。

 

自分の人生の10年後も、20年後も、具体的な道筋などは考えてこなかった。

考えてこなかったというか、決めてこようとはしてこなかったというか。

人生の目標とか、思い描いた夢とか。

決めたら、誰かに否定されたときに凹んでしまいそうで。

思い通りに行かなかったら心折れそうで。

変わってしまったら自分を信用できなくなりそうで。

 

覚悟を、決めきれずにいた。

覚悟を決める必要なんてないと思っていた。

今だって必要あるのかどうかはわからない。

 

でもきっと、今の自分の不安定さは、不在感は、頼りなさは、そのせいなのだ。

人生の目標とか、夢とか、覚悟とか。

 

どんな人間も赦せて愛せるような、想像力が無限大に豊かな人になりたかった。

許せないことが多すぎるから。

ムカつく人がいっぱいいるから。

そんな性格の悪い自分が一番、許せないと思っていたから。

でもそんな自分を許してみた。

そしたら世界にいるすべての他人を許容して、愛して、自分の限られた想像力を使って慮る必要なんてないことに気づいた。

他人を蔑ろにしていい訳ではないけれど、別に自分が好きな人だけを優遇して、もっと大切にすることは何も悪くないのだ。

 

そしたら自分の中の柱みたいなのがなくなって、何をすればいいのかわからなくなった。

とりあえず自分の根っこを持つためにも、頑張って仕事に打ち込んで、全力でやりきって、自分自身に付けられるハッシュタグを作ろうと思ったけれど、まずそのためには就職をしなければいけなくて、その就職のためには根っこ、目標とか夢とか覚悟が必要みたい。

 

僕らは何のために働くのか。

 

 

 

あと、面接落選の理由で、地頭が悪そう、何を言っているのかわからない、コミュニケーション能力が低い、って言われたの本当に悔しすぎて爆発しそう。

てか爆発しました!!

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